News & Reportお知らせ & イベントレポート
天塩スタジオからのお知らせ
2016年 梅干し作り体験を終えて・・・
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
7月に入って青梅を販売しているところもありますが、梅農家との契約の都合上、惜しまれながら今年の梅干し作り体験は6月30日をもって終了です。
さて、これからはこれまでに来場されたお客様による梅干し作りの様子をダイジェストで紹介します。
まずは、梅。
農家より届いた梅の中で、熟した漬け頃の梅をスタッフが選別しています。
写真では伝わりませんが、会場の中に入った瞬間、甘い梅の香りが漂っています。
この梅のヘタを丁寧に取り除きます。
ヘタがあると食感が悪くなり、また、雑菌が多いので失敗の元になるとのこと。勉強になりますね(^^)
ヘタをとった梅を水で洗った後、キッチンペーパーで丁寧に拭きます。
漬け頃の梅は、熟して皮が破れやすいので注意してくださいね。
おやおや、参加者様の赤ちゃんはスタッフに抱かれてぐっすりです。
いい子でいてくださいね。
梅の準備が終わるといよいよ天塩の出番です!
ちょっと科学的ですが、天塩のニガリ成分は、梅酢の上がりを早めることで腐敗を押さえ、果皮をやや固くすることで皮の破れなどを防ぎます。
しかも天塩で漬けることで、塩辛いだけでなく、ほんのりとした甘みのある梅干しに仕上がります。
要するに・・・
「梅干しには天塩が一番!」
「梅干しには天塩が一番!」ってことです。
大事なことなので、二回書きました。
さて話を戻してスタジオです。
梅と塩を交互に仕込み、袋を縛って、はい終了。
体験された皆さん、帰ってからの宿題は教わったとおりに御願いします。
さて、次は赤紫蘇漬け用の赤紫蘇の下ごしらえです。
梅漬けを初めてされる方は、赤紫蘇を触るのも初体験って方もおられます。
うん、確かに「赤紫蘇の料理」って梅干し以外はすぐに思いつきませんね。
さあ、ここから講師の腕の見せ所です。
赤紫蘇に天塩を入れて、一生懸命揉んでいきます。
揉み終わると、こんなにアクが出ています。
体験に来られた方で、「赤い色がうまく出なかったことがあった」と、質問がありました。さて今回は、どんな色になったかな?
うん、きれいなピンク色です。
この色を出すには、ちょっとしたコツがある様子。知りたい人は、来年勉強に来てください(^^)/
さて、少し早く終わった場合は、皆さんで梅干しおにぎりの試食です。
梅干しは、昨年スタッフが天塩で漬けたものです。
「おいしい!」「酸っぱい!」など、味の感想はまちまちですが、この味が塩と梅だけで漬けた昔ながらの梅干しです。
いかがでしたでしょうか?
今年のイベントは終了しましたが、来年も手前梅干し教室を行います。
「作ってみたい!」「教えて欲しい!」と思った方は、来年5月頃からHPのチェックを御願いします。
ダイジェストのつもりが、長文になってしまいました m(_ _)m
最後まで読んでくださった皆さんありがとうございました。
来年もよろしく御願いします。