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天塩スタジオからのお知らせ
ようこそ!赤穂高等学校 調理部のみなさん
新緑がまぶしい季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
5月1日に、兵庫県立赤穂高等学校 調理部の皆さんが来場されました。
8月に開催される兵庫県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会に向けて、赤穂の塩を使ったお菓子を検討されるとのこと。
今回は、塩の勉強と相生の菓子工房シャンティ様にご依頼し、お菓子の実演を行いました。
まず最初は、塩についての勉強です。
”赤穂”と言えば、”塩”と言うぐらい歴史が深いので、大昔の揚浜式塩田から現在のイオン交換製塩まで塩の作り方、また、塩の成分、結晶での味の違いについて勉強しました。
次は、塩作りに挑戦です。
今回は、濃い海水をそれぞれの鍋で煮詰めていきます。
最初は、皆さん余裕の表情。
さあ、煮詰まってくると、塩が飛び跳ねます。皆さん火傷に注意して、鍋をかき混ぜて下さいね!
おっ、いい感じに出来上がりました。
出来た塩を、茶こしで苦汁と塩に分離します。
出来た塩をクッキングペーパーで水分を取り出来上がりです。
こちらは普段通り平釜で作った塩です。
土鍋で一気に作った塩とゆっくり炊いた塩で、結晶の違いはよく分かったと思います。
さて、ここからは本題のお菓子教室です。
今回は、時間の都合もあり、塩サブレを作って頂きました。
使う塩は、先程皆さんが作った塩になります。
皆さんパティシエの実演と言うことで興味津々。
まず、バター、砂糖、塩、卵黄を加えて混ぜます
次に、粉を加え、良く混ぜ合わせます。
さて、出来た生地をのばし、しばし冷却です。
この間に、先生がお店で作って頂いたクッキーの試食です。
クッキーは2種類、塩の有り無しです。
お菓子ですからしょっぱくはないですが、塩を入れることで甘さをより強く感じます。
さて、生地の冷却が終わったら型抜きをして焼くだけです。
うん、美味しそうに出来上がりました。
サブレが冷えると実食です。皆さん美味しそうですね!
皆さん、今日の内容を踏まえ、大会に向けてがんばって下さい!
お疲れ様でした!