化成品で培った技術を応用し、オリジナリティの高い機能材の研究・開発を行っています。二酸化チタンを原料に、特殊技術を応用したチタン系黒色顔料「Tilack D」(ティラックD)など、さまざまな企業の開発パートナーとして新機能材の共同開発に取り組んでいます。製品の特性を利用し、企業ごとに製品をカスタマイズすることにより、半導体・電子部品などをはじめ、昨今の成長分野においても活躍が期待されています。また、固結防止剤を必要としない微粒子塩を開発し、幅広い用途への展開を図っています。創業以来の「どこにもないものづくり」を気風に、新機能材を生み続けています。
- 「Tilack D」は親水性で水への分散安定性があり、水系機能性塗料として、広く活用できます。
- 二酸化チタンを原料としていることから安全性・安定性が高く、マスカラなどの化粧品黒色顔料として使用されています。
- 絶縁性の黒色顔料として、今後さらに軽量化・コンパクト化する電子部品での活用が期待されます。
- 黒さと高い光輝性を両立した「ブラックダイヤモンド」、鮮やかな二色性の「スケールズカラー」が、これまでにない意匠を可能にします。