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天塩スタジオからのお知らせ

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渡邊水産様 目からウロコ!!の干物料理教室

うだるような暑さが続いておりますが、皆様お変わりございませんか?

熱いときは無理をしないほうがいいのですが、このご時世、そんなことは言ってられません!

そんなときは、弊社「熱中対策シリーズ」で、あなたの体をサポートして下さい!

 

さて、今回は島根県の渡邊水産の渡邊社長をお迎えして、目からウロコの干物料理教室を開催しました。

渡邊水産様は、①新鮮で脂ののった時期の魚を使う②職人による毎日の塩と乾燥時間の調整③しっかりと乾燥する④本物の塩を使う⑤添加物は一切使わないという、こだわりの干物作りをされています。

ところで、皆様「干物」ってどう調理して食べますか?

渡邊社長曰く、

「干物は焼いて食べるのがほとんどです。ただし、調理前の下ごしらえが終わった食材とみると完璧です。ひと手間加えるだけで簡単にメインデッシュに変化していきます。」

う~ん、確かに干物は食材としては考えていませんでした。

さあ、これから干物がどんな料理になるのか?

料理教室の始まりです!

まず最初に、「れんこ鯛の鯛飯」を作ります。

オーブンで焼いたれんこ鯛の干物を、炊飯器に入れご飯を炊きます。

炊きあがると、鯛を取り出し、身をほぐして、炊きあがったご飯に混ぜるだけ。

普通の鯛飯は生又は焼いた鯛を使いますが、干物を使うことで味に深みが出ます。

 

次に、アジの開きで「冷や汁」と「アジのあらスープ」を作ります。

まずは先生のお手本を見た後、アジの開きをさばいていきます。

干物ですから内臓の処理をする必要もなく、キッチンばさみと包丁で簡単に身と骨に分けられます。

身の方はオーブンで焼いた後、すり鉢ですって味噌と水を入れて味を調えて出来上がり。

骨などのアラは、一度フライパンで焼いて香ばしさを出した後、出汁を取っていきます。

出汁を取ったアラをざるで取り除いた後、お好みの野菜を入れ、醤油などで味を調えて出来上がり。

 

次は、赤穂では余りなじみのないキスミンチを使った「天ぷら」と「コロッケ」を作ります。

まずは天ぷらから。

キスミンチに天塩を少し加えてすり鉢で擦っていきます。

すり身はラップにくるみ形を整えた後、包丁で一口大に切り分け油で揚げて出来上がり。

ちょっと塩を多めに入れると、酒の肴にぴったりです。

次はキスミンチを使ったコロッケです。

玉葱とキスミンチをフライパンで炒めた後、つぶしたジャガイモに混ぜてあとは普通のコロッケと同じです。

 

最後は笹カレイの干物です。

こちらは、普通に焼いたシンプルなものですが、それだけでは能がありません。

先生が簡単に身と骨が外す方法を実演!

さあ、皆様チャレンジです。

おっ!本当にきれいに外せますね!

さあ、出来上がった品々を盛り付けたら完成です。

干物と言えば、一匹がお皿にのったイメージですが、全く別の料理になってしまいました。

さあ、皆さんで「いただきま~す」。

皆様、「美味しい!」とのこと。

食べ慣れた干物から、こんな料理が出来るなんて本当に「目からウロコ!!」の干物料理教室でした。